特に、小児科での看護師の仕事は、大変、大きなものとなっています。それは、小さな子どもにとって病院というところは、 とても怖いところであり、長期に渡り入院を余儀なくされた場合など、安心して入院生活を送れるかどうか、 不安でいっぱいなのです。
そんな時、子どもにとって、看護師の仕事や存在はお母さん的存在でもあり、病院内で信頼できる唯一の存在といえるでしょう。 そのため、看護師は心のケアにも力を注ぐことになります。 また、お年寄りにとっても看護師の存在は大きなものです。
残り少ない人生を共に過ごすことになるかもしれない場所として、 病院に入院し、病院で息を引き取る患者も多いことから、最後に看取ってくれる人が看護師、ということもあります。
そんな患者さんにとって、看護師の仕事は、身内以上に大きなものとなっているのです。 看護師は多くの人を看取り、その悲しみに耐えながら、また仕事をこなしていかなければなりません。 そのため、精神的に参ってしまう看護師も多く、精神力の強化に、日々、努めなければならないのです。
看護師の仕事のイメージは、テレビや雑誌、新聞など、さまざまな情報から、何となく忙しい仕事というイメージが定着しています。 実際に、医療現場を覗いてみると、看護師はいつも忙しそうに動き回っています。 また、一般人から見ても、病院は看護師が居ないと効率よく仕事が回らない、という状況が分かります。
看護師は、主に、医師の補助として、患者さんのケアをしています。医師免許を持っているわけではないので、 診断は医師の手に委ねることになりますが、採血や注射、血圧測定、患者の心のケアなど、ちょっとした医療行為は行うことができます。
テレビドラマなどで、新米看護師が注射の練習をしているシーンをよく見かけます。実際に、注射は看護師の専門仕事となっており 、必ず、できるようにならなければなりません。注射一本打つだけでもこれは簡単なものではなく、一歩間違うと、事故もおきかねないため、 かなりの練習を積み重ねるといわれています。
また、注射は看護師の仕事として行われるのが普通になってきているため、医師自身が注射を行うことは少なくなってきました。 そのため、注射の感覚を忘れてしまっている医師が多くなってきているようです。